外食の値段が上がり続ける今、中間の価格帯が苦しい理由と選び方
千円台前半のランチを見て不安になる。原価も仕入れも上がるなか、お店が出したい金額と客が出せる金額は噛み合わなくなっています。真ん中が苦しくなる背景を読み、自分の仕事ならどちら側に立つのかを考える視点が見つかります。

マーケティングを学んで、コンバージョン率を計算して、目標の人数に会って。「正しいやり方」をちゃんとやっているのに、なんかしっくりこない。そういう感覚、ありませんか?
実は僕自身も、いろんな方の事業構築に関わる中で、この「数字通りにやっているのに何かが違う」という壁に何度もぶつかってきました。今日はその話をしようと思います。
Topic 01
コンバージョン率を計算して、広告費を最適化して、営業の目標人数を逆算する。この考え方は確かに理にかなっています。数字として目標を持つことで、行動が具体化されるのは本当のことです。
でも始めてみると、数字通りにならないことのほうが多かったりする。逆に、ちゃんと計算したからこそうまくいくこともある。この矛盾、どう受け取ればいいのか。
僕が思うのは、数字は「地図」ではなく「参考情報」だということです。地図通りに歩けない道があるように、数字通りに進めないことは普通に起きます。それはあなたのせいじゃない、と思っています。
| 地図通りに歩けない道があるように、数字通りに進めないことは普通に起きます。それはあなたのせいじゃない。 |
Topic 02
僕が最近よく使う言葉があって、それが「宇宙」です。社会通念とか常識の枠組みとか言うより、なんかカオス感があって面白いなと思って使い始めました(笑)。
これはつまり、「自分がどんな法則の中で生きているか」ということです。「マーケティングなしではうまくいかない」という宇宙の中にいれば、本当にそうなります。「なんとなく動いていたらうまくいった」という人たちは、違う宇宙にいます。
陸上の記録でも同じことが起きています。誰かが「破れない壁」を超えた瞬間に、次々と同じ壁を超える人が出てくる。「超えられない」という宇宙が変わったからだと思います。
Topic 03
では、自分の宇宙はどうやって作るのか。それは、自分が届けたいものをちゃんと持つことだと思います。
お金を稼ぎたいという気持ちもあっていい。でもそれと同じくらい、「これって誰かの役に立つよね」「これ面白くない?」という感覚。それがビジネスの核になっていることが多いんですよね。
そしてもう一つ大切なことが、行動することです。考え続けるだけでは宇宙はできていきません。手を動かして何かを作る、発信する、試してみる。その積み重ねで宇宙はだんだん形になっていきます。
千円台前半のランチを見て不安になる。原価も仕入れも上がるなか、お店が出したい金額と客が出せる金額は噛み合わなくなっています。真ん中が苦しくなる背景を読み、自分の仕事ならどちら側に立つのかを考える視点が見つかります。
手仕事ならAIに奪われないと言われますが、飲食店の倒産は上半期で514件、農業を主な仕事にする人は100万人を切りました。仕事が直接奪われなくても、周りの構造が変われば働き方は変わります。自分がどこに立つかを考えるきっかけに。
視点や思い込みが変わらないまま情報だけ増えても、動けない感覚は消えない。「休んだら損」という前提が、実はそもそもの枠組みを狭めているとしたら。自分の当たり前を一度外から見てみると、同じ状況がまるごと違う形に見えてくることがある。
懸命にやっているつもりのことが、相手にとっての重さになっていることがある。野菜の声を聞くセッションで返ってきた「やりすぎです」という言葉から、動きが鈍くなる前に自分に問いかけてみるヒントを書いています。
感じる力とマーケティングの成果は別の話だと思っていた。でもロジックを一言で超えるインフルエンサーの現場を見て、その見方が変わった。外から借りられないものが、なぜ資産になるのかを書いています。