ホーム » 「直感を信じよう」と思っていたが、それは直感ではなかった

「直感を信じよう」と思っていたが、それは直感ではなかった

直感を信じよう、と思ったことがある人は多いと思います。でも、自分が「直感だ」と思っていたものが、実は恐れをベースにした反応だったとしたら。

普通に直感を働かせると、「こうなったらどうしよう、だからこうしよう」という判断が無意識のうちに出てきます。それを直感だと思っているけれど、実際は不安を打ち消すために内側から出てきたものだったりするんですね。

僕がこれを実感するようになったのは、食養生の仕事を通じて「体は一つではない」という視点を持つようになってからです。アーユルヴェーダのコーシャの概念——5つの体が重なっているという考え方——から、フィジカルな体だけでなく、気のボディ、感情の体、それぞれに働きかける必要があるということを学びました。

気持ちの面を整えていくアプローチとして、瞑想やカウンセリングのような静的なワークと、実際に何かをやってみる動的なワークがあります。

動的なワークの良さは、何か起きた時に「人のせい」にできない状況に自分を置けることです。自分で責任を持って動くことで、失敗や違和感が自分ごとになる。その時に、原因をロジックで探すのではなく、自分の感情をただ感じるという習慣をつけていくんです。

「なんか不安だな」「なんかモヤモヤする」——それをただ感じて、解釈しない。言葉にして定義しようとすると、本当に感じていたものとどんどんずれていきます。落とし所に持っていきたくなって、自分が都合よく解釈した結論に着地してしまう。

だからモヤモヤを残しておく。削除しない。そのまま感じながら生活を続けていく。

これを3ヶ月ほど続けると、変化が起きます。恐れや不安をベースにしていた「なんちゃって直感」が薄れていって、本当の直感が冴えてくる感覚が出てきます。

自分らしく生きるというのは、強い意思で何かを変えることじゃなくて、自分の内側を感じる精度を上げていくことかもしれません。

そのトレーニングの場として、ベジストでは3ヶ月間、実際に動きながら内側を感じる練習をしていきます。ご興味があれば、ぜひ一度詳細を見てみてください。

外食の値段が上がり続ける今、中間の価格帯が苦しい理由と選び方

千円台前半のランチを見て不安になる。原価も仕入れも上がるなか、お店が出したい金額と客が出せる金額は噛み合わなくなっています。真ん中が苦しくなる背景を読み、自分の仕事ならどちら側に立つのかを考える視点が見つかります。

ランチの値段が教えてくれること

手仕事はAIの影響を受けないのか 飲食店の倒産と農業の人手不足から考える

手仕事ならAIに奪われないと言われますが、飲食店の倒産は上半期で514件、農業を主な仕事にする人は100万人を切りました。仕事が直接奪われなくても、周りの構造が変われば働き方は変わります。自分がどこに立つかを考えるきっかけに。

手仕事は大丈夫、と言い切れない理由

視点が変わると可能性が広がる、自分の思い込みに気づくヒント

視点や思い込みが変わらないまま情報だけ増えても、動けない感覚は消えない。「休んだら損」という前提が、実はそもそもの枠組みを狭めているとしたら。自分の当たり前を一度外から見てみると、同じ状況がまるごと違う形に見えてくることがある。

仕事の重さを感じたとき自分の状態を先に確かめるということ

懸命にやっているつもりのことが、相手にとっての重さになっていることがある。野菜の声を聞くセッションで返ってきた「やりすぎです」という言葉から、動きが鈍くなる前に自分に問いかけてみるヒントを書いています。

感じる力はマーケティングでも積み重なる資産になる、その理由

感じる力とマーケティングの成果は別の話だと思っていた。でもロジックを一言で超えるインフルエンサーの現場を見て、その見方が変わった。外から借りられないものが、なぜ資産になるのかを書いています。

Mail magazine

自分の中で、事業の中で何を良しとするか。それを自分で決めていくための話を、不定期で書いています。仕事のことも、日常のことも、今までやってうまくいかなかった試みも。

© 2026 Minima Inc. 株式会社Minima